ダンサーの輝きはいつも相対的

こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーナーの猪野です

私がプロの舞台を踏む前に
バレエを学んでいたスタジオは
ABTのプリンシパルであるミスティ・コープランドの
出身スタジオで
同じ舞台に立ったことはないのですが
オフシーズンには彼女が実家に帰ってくると
レッスンも受けていくので
なんだかんだで少し関わりあったのです

これはあるときミスティがABTのツアーで
ロスアンゼルスに来た時の話です

その時の公演は全体的に非常に素晴らしく
ソロでミスティが出ることもあって
スタジオの人間はほとんどが見に行きました

その時、生でミスティの踊りを初めてみたのですが
意外と普通だな、と思ったのです
確かに素晴らしかったのですが
それが率直な感想でした

その後、オフがあったのか
スタジオに彼女が挨拶がてらレッスンを受けにきたのです

その時のスタジオでのレッスンにおける身体の使い方
その輝きはとても普通ではありませんでした

私が普通だと思ったのは
ABTのソロイストやプリンシパルと比べての
普通だと思っていたのです

その踊りはABTの外で
バレエスタジオ見てみると
とんでもなく次元の違うのものでした

ABTのソロを踊って
その中で普通に見えるとは
どれほどすごいことなのかを
思い知ることになりました

逆に言えば
一流のプロになるためには
スタジオにいる時点で
踊りが上手いよね、
程度では足りないということのようです

プロになる子というのは
大抵はそのスタジオで一番うまい子ということが多いでしょう
でも、そのくらいで満足してる場合ではないということです
プロになったら
良くてせいぜい普通です

となると、やらなければいけないのは
普通のプロはやっていないことです

その一つがトレーニングであったりするわけです

現状に満足していたら
上なんかにはいけないのです

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。