練習は本番を想定して。特に鏡は気をつけて

こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーナーの猪野です

発表会やコンクールなど
舞台に立った経験がある人には
わかると思いますが
練習と本番はとても大きな違いがあります

舞台の空間はとても広いことが多く
ライトも違いますし
お客さんもいます
簡単に言えば全然空気が違います
これは経験がないと
説明が難しいですが
舞台ではレッスン場のように踊るのは
なかなか精神的にも大変なのです

とはいえ、一番に大きな違いが
鏡ですね
視覚情報というのは
殊更大きいもので
鏡に頼って練習しすぎると
舞台で本当に焦ることになります

鏡は便利ですが
デメリットもあります

まず、実際の自分の踊りよりも
上手に踊ってるように見えます

何故かと言えば
皆さんは踊っている時に
ある程度自分の完成形をイメージして
踊っていると思います

踊っている時に鏡をみると
その完成形のイメージを重ねて
自分を見るのでうまく見えるのです
なので、ビデオで録画してみると
たまに死にたくなるくらいショックを受けます

もう一つは
自分の身体を感じる力が育たない
ということです

舞台では鏡がないので
自分の身体を目で見ることなく
正確に知覚しなければなりません
その発達が阻害されます

次に多いのが
コールドを踊るとき
隣の人との距離を
鏡でだけ確認していると
それが無いと
とてつもなくひどいことになります

非常に重要な感覚が
鏡を見すぎると発達しないのです

それらのレッスン場と舞台の違いから
その想定をしないで練習し
本番を迎えると
何もできなくなるくらい
焦ることがあります

大体リハーサルの時には
気づくでしょうが
本番までの修正には間にまわないでしょう

練習は常に本番を想定し
舞台で焦ることがないように
鏡を隠して練習するのは
とても有効な方法です

舞台には鏡がない
これをしっかり考えておいてください

  • PICKUP!
    動画講座を開講しました!

    大人のバレリーナの悩みを解決する動画講座が始まりました。
    是非ご覧ください。

  • 無料動画を配信中

    先日開催された「解剖学を生かす極意と鍛錬」の動画が配信されています。
    なんと無料!! 是非どうぞ 。

  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。