どうすれば、自信が持てるのか?

こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です

今回の記事は
特に心理学の専門家でもない私が
思っていることを書いてるだけなので
内容に納得いかない方は
あまり真に受けないように
気をつけてください

さて、自信が無いというのは
割とよく聞くセリフで
プロレベルでも
珍しくはありません

私がクライアントをみていく中で
自信が持てないと語る人々に
ある共通点が見えてきました

その1
他人のいい所を見て
自分の悪い所を見るのが得意過ぎる

あの子は私より回れる、とか
飛べる、とか
自分より優れた他人の要素を
抜き出すのは得意ですが
他人より自分が出来ることを
見つけるのが苦手で
自信の根拠を作ってこれない

その2
自信の根拠が
技術にあるべきだと思っている

私は下手だから自信が持てない
という人はいますが
どこまで上手くなったら
自信が持てるのかは
結局のところわかりません
ギエムくらい踊れたら
自信が持てるのでしょうか?
一生の中でいつですか?
それが手に入るのは

その3

自信を持つこと自体を
実は怖がっている

失敗した時のために
心に保険をかけるのが
大好きです

どうせダメだな、
と思いながら踊る方が
絶対、1位に違いないと
思って踊る時より
実際に失敗した時の
心のダメージが少ないからです

自信って結局
自分の内部の問題なので
答えは自分の外側には
無いと思ってます

本番のために
どれだけ自分が努力したかは
自信の根拠になりますが
上手く踊れるかは
やってみないとわかりません
そして、それは他人も同じです

だから自分を信じるために
他人の踊りと比較する必要はないです
他人は外側の話なので

じゃあ自信を持つってなんだ?
って所ですが
例えば、
自分は誰より踊りが好きだ
そんな気持ちだって自信になります
その自分の気持ちを信じて舞台に立つって
回るとか飛べるより
素敵じゃないですか?
好きだからこそ
今まで頑張ってこれたのですよね?

自分のしてきた努力は
もちろん自信になります
これだけやってきたから
きっと大丈夫、という気持ちは
舞台で必ず踊りを支えてくれます
自分を信じるのか難しくても
自分がやってきた練習は
信じてあげても良いですよね?

自信を持つって
自分のいい所探しですよ
自己肯定力とでも言いましょうか

もし、自信を持ちたいと思うなら
自分のいい所、
怖がらずに探してあげてくださいね

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。