ターンアウトワークショップレポート

medical 3d illustration of a painful hip joint

こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレリィーノトレーニングディレクターの猪野です。

先日、当スタジオ開催のターンアウトワークショップが終了しました。

 

ターンアウトなどテーマを絞ってワークショップをしてみるとわかりやすいですが、ターンアウトが出来ないと悩む原因がターンアウトそのものにない場合などもあります。というよりも、それ以前の問題という方が正確かもしれません。

 

例えば、筋肉というのは骨が適切な位置に来ることで一番強く働くのですが、まずその位置がどこなのかわからなかったりするわけです。

 

今回来てくれた子の中に、先生に「骨盤を立てなさい」と注意されるけど骨盤が立つという状態がどういうことなのかわからない、というものがありました。

 

ターンアウトの筋肉は一つが骨盤に付いていて。もう一つが太腿の骨に付いています。すごく乱暴な言い方をしていますが(笑)、そこは置いておきます。

 

先生の言う、骨盤を立てるということが理解していないと、ターンアウトをつくる筋肉が適正な位置に来ないので開かないと悩むのは当然です。

 

なので、今回はターンアウトの邪魔をする筋肉を緩めたり、ターンアウトを鍛えたりの前に骨盤を正しい位置にするということに時間を使いました。

 

そのせいで、全然時間通りに終わらないのですがターンアウトの為のきっかけは感じて頂けたかなと思います。最後には、いつもと違うポジションを皆さんに感じていて頂くことが出来ました。

骨盤を真っすぐにするのも、そこまで簡単には意識出来るほど甘くもないですが、ぜひ続けて練習してほしいと思います。

 

9月はターンアウトのワークショップのみ開催します。9月24日(日)です。ご都合の良い方はぜひお問い合わせください。4名限定とあってどうしてもキャンセル待ちが出てしまっておりますので、興味がある方はお早めにどうぞ。

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。