なぜ一般的な腹筋をバレエの人間に勧めないのか?

明けましておめでとうございます。新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。

 

昨年はサポートする立場でありながら皆さんに支えられて無事に終えることが出来ました。ありがとうございます。本年もよろしくお願いします。

 

さて、今年最初の記事は良くある腹筋に関しての記事です。私はトレーニングで一般的な腹筋であるクランチを使わないのですが、その理由をお話したいと思います。理由を先に言うとデメリットの方が大きいように思うからです。クランチだけしても4つの腹筋の内、1つしか鍛えられずそのほかの3つが弱くなってしまうという恐れがあるからです。

 

その理由に興味がある方は下の記事をご覧ください。

 

 

 

さて、腹筋と言っても実は4種類あります。このようなブログを読んでいる方はご存知かと思いますが、身体の奥から、腹横筋→内腹斜筋→外腹斜筋→腹直筋という順番で成り立っています。良くわからない方は覚えなくていいです。何となく4つが重なって出来ているとお考えください。

写真の上の画像部分を見てみるとそれぞれが折り重なって出来ているのが分かるかと思います。

その下の漢字で説明を入れてある所をご覧ください。こちらが腹筋を真上からみた図になります。断面図です。前側と書いてある方向がおへそのある前側ということです。

この断面図で見てみると腹直筋が腹筋の中で一番太く見えますよね。太いということは強いということであり、使いやすいということです。

 

ちょっとわかりにくいですが、それぞれの腹筋が腹直筋に向かって白い線のようなもので繋がっているのが見えますでしょうか?腹筋群というだけあって、腹筋はそれぞれに繋がっているのですが基本的に真ん中にある腹直筋に全部繋がっているわけです。

 

その前提条件を元に考えると、いわゆる一般的な腹筋であるクランチをすると腹直筋に力が入りすぎて、その横からついている特に腹横筋と内腹斜筋をストレッチしてしまい、力を出せなくしてしまうということなのです。

 

つまり、クランチだけしても4つの腹筋の内、1つしか鍛えられずそのほかの3つが弱くなってしまうという恐れがあるわけです。上記の説明が良くわからなかったら、ここだけ覚えておいてください。

 

これがバレエの為の腹筋としてクランチを安易にやらせない理由です。腹直筋が必要ないわけではありませんが、それだけをやっていてもいわゆる体幹というのは上手く身に付かないであろうというお話でした。

 

 

それはそうと1月もワークショップを行います。1月28日(日)14時から90分です。場所は新宿スタジオで行います。

テーマはやっぱり体幹です。最近こればっかりですが、これが出来ないとターンアウトも何もないなというのが私の考えでして。4名限定ですので興味がある方はお問い合わせか直接ご連絡ください。

 

【随時更新】1月ワークショップ情報

 

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    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。