ゴール設定の仕方

こんにちは、横浜で活動している

バレエトレーナーの猪野です

何かを練習したり準備するときに

皆さんは無意識のうちに

何かのゴールに向かって

行動していると思います

それはとても自然なことで

目的が無いと

行動そのものができません

さて、ではそのゴール地点を

どのように決めれば良いのか

それを知っている人は

以外に少ないのではないかと思います

というわけで、今回は

ゴールの設定の仕方を

紹介します

有名なものに

SMART goal というのがあります

SMART がそれぞれの頭文字で

S specific  具体的で

M measurable  測定可能で

A attainable  達成可能で

R realistic   現実的で

T time-limited  時間制限がある

ゴールが必要ということです

Specific

まずゴールは具体的でなければいけません

楽しく踊るのは良いですが

どうしたら楽しいのか

具体的に考えなくてはいけません

Measurable

達成したら測定できることが望ましいです

脚の上がる位置だとかですね

楽しさを測るのはなかなか難しいです

Attainable

目標は達成できることが望ましいです

当然ですが。

例えば、軸足がしっかりしてないのに

脚を高く上げることを目標にしても

達成できません

どれならできそうか?

それも考えましょう

Realistic

前のと似てますが

違いは無理しすぎないことです

例えば股関節の条件があまり良くないのに

180度開くは無茶です

現実性のある目標にしましょう

Time-limited

ある意味これが一番大事です

時間制限があること

人間はいつかできることを

今やりません

必ず目標達成の時間制限をつけましょう

ただし、

2015年のうちにシングルピルエットをできる

みたいな目標はダメです

与えられた期間が長すぎます

それなら、2か月以内とかにしましょう

最後に難易度の設定ですが

頭で考える限り

出来る確率が50-60%を設定しましょう

難しすぎれば気が滅入るし

簡単すぎれば面白くないです

出来るギリギリを設定します

これでレッスンを受けるときに

何を意識するのか明白になりますね

上手くなりたければ

何をゴールとするのか

しっかり考えましょう

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。