こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
「どうすれば、ジャンプが飛べるようになりますか?」
こんな質問をうけることがあります。
ジャンプにはプリエが大事と言われますが、プリエをゆっくりと完璧な形で100万回やったとしてもジャンプは高くなりません。
着地は良くなるかも。
でもジャンプは高くなりません。
なぜなら、地球に重力があるので
例えば、ボールにを上に投げれば一定の高さで止まって落ちてきます。
この時、ボールがどれだけ高く上がるかは、ボールが手から離れた瞬間の1番速い時のスピード「初速度」で全て決まります。
簡単に言えば、どれだけ速い球を上に投げるかで上に行く距離が決まり、速ければ速いほど高く上がるのです。
ジャンプが高くならない理由
さて、ジャンプが跳べないという人はこの速度(初速度)がとにかく遅いです。
フワーッと降りるのは踊りとして大事なのですが、フワーッとジャンプは高く上がりません。
とにかく速く、スパッと身体を空中に持ち上げないとジャンプは高くなりません。
ちなみに、脚の速さとも相関関係があるので、ジャンプが苦手という人には走るのが遅い人も多いです。
ジャンプを高くするトレーニング方法
さて、ジャンプを高くしたいというのはバレエに限ったものではないので、スポーツの世界ではこの手のトレーニングはとても有名です。
よく選ばれるのが、「プライオメトリック」と言われるトレーニング法で、ジャンプといえばコレ!というくらい使われます。
「メディシンボールをできるだけ高く投げたり」みたいなことをしたりするのですが、プライオメトリックトレーニングはきちんとした指導者の下でやらないと危険が多いので、ここでは細かくは書きません。
知りたかったら専門家に問い合わせてください。
ただ知って欲しいのは「ジャンプの為にやれることはきちんとある」ということです。
高く飛ぶには、ジャンプを練習しないといけないのです。
それを知ろうともせずに、変な遠回りをする努力はしないようにしたいですね。
お知らせ
6月30日(金)19時より新宿スタジオでプリエのワークショップを行います。
4名様限定です。
興味がある方は、メールやお問い合わせからお申込みください。
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定員になりました
6月25日に大阪でも、ワークショップを行います!
こちらよりどうぞ