リフトはお姫様抱っこではない

こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です

バレエの世界では
どうしても女性の比率が多くなるので
パドゥドゥをやったことがない女性は
非常に多いです

プロ志望の子でも
コンクールでソロは踊るのに
パドゥドゥもコールドも
やったことなくて
一体どんな道筋で
プロになろうとするのか
わかりませんが
それは今回置いときます。

パドゥドゥとは
男性と女性がペアになって踊る
舞台ではメインも多い
重要なパートです

発表会レベルでも
やることはあるので、
そのテクニックを練習することは
大事ですが
なかなか難しいのが現状だと思います

ただそれでも
1つ知っていて欲しいのは
お姫さま抱っこをされるのが
リフトではないということです。

よく言われるセリフで
私、重いからリフトは無理
というのがあります。

重さはもちろん大事ですが、
それより重要なのが形です。

女性側の骨盤が少し開くだけで
持ち上げる側は
体感的に1.5倍くらいの重さを
リフトしなければいけなかったりします

体重を気にするなとは
言えません。

ただ、それよりも
踊りとして気にするべきことが
形なのです。

リフトには
持ち上げられる側にも
大きな責任があります。

重さの前に
レッスンでやれることは
やりましょう。

形のないバレエなんて
どちらにせよ
観れたものではありませんから

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。