痛み超えてを頑張ると、踊るどころではなく痛くなるよ

こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。

 

今回は特にやめてほしい痛みの対処法をご紹介します。

 

踊りをしている以上は身体に痛みを感じることもあるかと思います。

その時皆さんはどのように対処しますか?

 

休む?

我慢する?

病院とか整体に行く?

 

選択肢は色々あるかと思います。

 

 

その中でも一番やって欲しくない対処法があります。

 

先日こんな事がありました。

 

ある日、クライアントさんに3週間続く腰の痛みを相談されました。

 

実際、スタジオにやってきた時から腰をストレッチするような動きをしていました。

 

私「腰をストレッチみたいなことをされてますが、それをやると痛みが減るのですか?」

 

クライアント「いえ、痛みは減らないです。どっちかというと増えますね。」

 

私「?痛みが増えるのですか?それで3週間それを続けてる?え、なんでそんな事をずっとやっているのですか?」

 

クライアント「だって、この痛みを超えたらきっと良くなるような気がして」

 

私「・・・・・・。とりあえず、そのストレッチやめてください。」

 

 

どうやらダンサーというのは痛みに立ち向かうと、そこが強くなるという謎の信念を持つ人が少なくない数でいるようです。

 

痛くても動かした方が良い時はありますが、判断が難しいので専門家に判断を仰ぎましょう。

 

少なくとも、腰の痛みが増えるようなストレッチはしてはダメです。3週間もそれが続くようなら、その方法では良くなりません。

これは腰でも足首でも肩でも何でも共通です。

 

怪我して血が出てる所に塩を塗り込んでも、怪我した場所は強くならないです。

 

痛いだけです。やめましょう。

 

ダンサーという人種は妙に痛みに耐性がある人が多くいます。

 

その痛みを試練と捉えて、闘い始める人が多くいますが、上手く行くかどうかは時と場合によります。

 

 

とりあえず、3日やってみて効果が出ないか、酷くなるならその方法はやめた方が無難です。

迷わず専門家に相談してください。

自分の身体に痛みを出すことが努力ではないという事を忘れないでください。

 

 

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    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。