パとパを繋げるパッセのやり方

こんにちは、今週から横浜で活動する

バレエトレーナーの猪野です

トレーニングをしていて

パッセができないと悩む人には

まだ会ったことはないですが

パッセが改善することで

やりやすくなる動きは沢山あります

パドゥシャやピルエットなどの

膝を曲げる動作が動きに入ってくるものです

なので非常に複雑に絡み合う

ピルエットのなどの回転系ですが

パッセにも気を配る必要も

あるわけです

さて、パッセのやり方にも

実は2種類ありまして

今日はそれを紹介します

一つがデブロッペのように

脚を持ち上げる筋肉を意識するやり方

腸腰筋を主に使います

 
もう一つが踵を

同じ足のもも裏につけようとしながら

上げてくるやり方です

こっちのほうが

パッセの膝の角度が

鋭くなるイメージですね

これはハムストリングスを

主に使います

 

 

意識する場所を変えることで

その次の動きがよくなることがあります

例えば、デブロッペで脚を上げるとき

一つ目のやり方で

しっかりと脚を上げる筋肉のスイッチを

つまり腸腰筋を

オンにして上げると上がりやすくなりますし

もしくは

二つ目のやり方で

しっかりともも裏を感じながら上げれば

先生のいう「ももの裏でデブロッペをしなさい」

という指示が分かったりもします

正直なところ

きちんと出来るなら

どっちでも良いのですが(笑)

意識する場所を変えると

レッスンの質がまた変わりますよ、と

いうお話です

自分の課題によって

ちょっと違う場所を意識するというのは

意外と新しい扉を

開けてくれるかもしれません

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。