開脚がバレエにどこまで必要か?

 
 
こんにちは、新宿、横浜で活動している
 
バレエトレーニングディレクターの猪野です
 
 
バレエだけでなく
 
ダンスをやられる方は
 
誰しも開脚の練習は
 
すると思います
 
 
ウォームアップにやったり
 
(弱くなるだけなんでダメですよ)
 
ダンスをする以上は
 
開脚ぐらいできる必要があると
 
思ってる方もいるかもしれませんが
 
正直、そんなに役に立たないのでは
 
と私は考えています
 
 
 
理由はいくつかありますが

その前に


みなさんの身体に聞いてみたいのは
 
開脚する前と後で
 
ターンアウトがしやすくなる
 
みたい経験をしたことありますか?





無くないですか?
 
そんなに変わらなくないですか?
 


 
もし開脚が
 
ターンアウトに効果があるなら
 
開脚の前後で
 
ある程度明確な違いが出るはずです
 



それがないなら
 
やっぱりターンアウトには
 
効果はなさそうに思います
 
 
解剖学的には
 
開脚は外転
 
ターンアウトは外旋です
 
やってることがそもそも違うので
 
効果は出ないように思います
 
 


ではアラセコンドではどうかというと
 
無きにしもあらずという感じが
 
しないでもないです
 
なぜならアラセコンドは
 
外転に動かすからです
 
開脚も外転なので
 
効果はありそうです
 


 
さて、
 
自分で開脚前後で比べて
 
どうでしょうか?
 
上がりやすくなりましたか?



 
これ関しては90度に上げるまでは
 
多少効果があるかもしれません
 
脚が上がらない理由が
 
硬さだった場合には。




なぜ90度までかといえば
 
開脚の形を見ると
 
両脚を
 
90度に上げるまでしか
 
ストレッチがかかってないですよね?
 
しかもアラセコンドの時は
 
片脚が外転するだけなので



ここまで伸ばさなくても
 
脚を上げる筋肉をきちんと使えば
 
上がるように思います
 


だから、これより上げたいというなら
 
開脚ではもはや足らないです



 
立ってY字バランスの方が
 
アラセコンドのストレッチとしては
 
有効だと思います
 
 
 
開脚のストレッチを
 
全部使う動きだと
 
こんな感じ?
 
 
 
クラシックでは
 
見ない動きになりますね
 
 
 
開脚が全く必要ないとは
 
言いませんが
 
トレーニングは
 
慣れると効果が薄くなるので
 
出来るようになった開脚を
 
いつまでも繰り返した所で
 
新しい進歩は望めません
 
 
ずっと開脚してるのに
 
進歩を感じないなら
 
それは当然です
 
 
 
上手くなりたいなら
 
出来ないことにも挑戦してくださいね
 
 
 
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    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。